2009/03/
皆様 ご無沙汰致しております。立春を過ぎましても、まだまだ寒いですが 皆様 如何お過ごしでしょうか。
昨年は、「平山武者所」(ひらやまのむしゃところ)、「濡髪長五郎」(ぬれがみちょうごろう)、「渡し守 頓兵衛」(わたしもり とんべい)、「女 暫」の「成田五郎」(なりたごろう)、「釣鐘権八」(つりがねごんぱち)、等々の18のお役を初めて勤めさせて頂きました。また、「実盛物語」(さねもりものがたり)の「瀬尾十郎」(せのうじゅうろう)、「河内山」の「北村大膳」(きたむらだいぜん)等を再演させて頂き、とても充実した1年でした。
そして有難いことに、「頓兵衛」の演技に対して、国立劇場から優秀賞を頂き、とても励みになりました。これも一重に皆様方のご声援のお蔭と深く感謝致しております。
昨年の経験を無駄にすることなく、今年も心を込めて勤めさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
新年は国立劇場で「歌舞伎十八番の内 象引」の堀川 勘解由(ほりかわ かげゆ)を勤めさせて頂きました。成田屋さんのお兄さんの復帰にご一緒させて頂き、新年から嬉しい舞台でございました。
3月は「元禄忠臣蔵」の堀部 安兵衛(ほりべやすべい)を初めて勤めさせて頂きます。「気持ち」を第一に一ヶ月間お稽古致しました。間もなく初日を迎えますが、是非 皆様にご覧頂けましたら嬉しゅうございます。
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